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 news2006
NEWS

朝日新聞 2006年11月20日(火)
タカガワ学園 自力のV
山口県鴻城破る
第85回全国高校サッカー選手権大会県予選会の決勝が19日、山口市吉敷の維新百年記念公園陸上競技場で開かれた。
高川学園が5-2で山口県鴻城を破り、初優勝した。
高川学園は今年9月に多々良学園から校名を改称。
前身の多々良学園時代から数えると14年連続19回目の優勝となる。12月30日から東京の国立競技場などである全国大会に出場する。

■決勝
高川学園5(2-1、3-1)2山口県鴻城
【得点者】
(高)小畠2、観音寺、山崎2(山)縄田、井上

高川学園は序盤から主導権を握りながらも、前半24分、山口県鴻城のFW縄田に、一瞬のスキを突かれ、先制点を許した。
しかし、「焦りはなかった」と白井三津雄監督がいうように、ここから反撃が始まった。
直後に、FW小畠がMF村上の右サイドからの折り返しを頭で決め、同点。そして29分、主将のMF観音寺がコーナーキックを頭で合わせた。


ドリブル突破を仕掛ける高川学園のFW山田
(右)=山口市吉敷の維新百年記念公園で
後半は中盤から激しい守備を見せ、両サイドから攻めたてた。2分に再び小畠が得点を挙げると、終了間際にFW山崎が2点を追加。

山口県鴻城は31分、FW井上が1点を返す粘りを見せた。

昨年の全国大会で多々良学園は初の4強入りを果たした。

だが、今年はもう一歩上を目指す。観音寺矢主将は「学校の名前が変わっても自分たちのサッカーは変わらない。目標は全国制覇です」と決意を披露した。
山口新聞 2006年9月18日(火)
私学の利点生かし文武両道
高川学園理事長・校長 高川晶さん
防府市台道の学校法人、旧多々良学園を引き継ぎ、一日付で法人名を山口高川学園、学校名を高川学園高校として 新たなスタートを切った高川晶理事長・校長。
来春には併設中学校の開設をにらみ、市内初の中高一貫教育による県央部の教育水準引き上げに力を入れたいと目を輝かせる。
同時に、数々の実績を挙げてきた各運動部の伝統も引き継ぎ、発展させる考えも持っている。 (防府支局・津田雅浩)

▼来年度からの中高一貫教育を新学園の特徴に打ち出しました。

防府市内だけでなく、県内は公立高校優位の風潮が続いてきた。だが私学には”私学ならでは”の利点がある。 カリキュラムの柔軟性、迅速な対応を生かすことができる。
単に公立校を補完するだけの存在ではなく、第一志望校が高川学園となるよう目指している。
中高一貫教育による超難関大学の受験指導もその一つ。小学四年生以上を対象にした学習塾も併設し、 進学希望者には徹底した受験指導を行う。
併設中学校は近く県の認可が出る見通し。学習塾は設置場所を調整中だが、来年二月の春季講習から開講したい。


タカガワ会長 高川晶さん
▼中学校併設と同時に高校の学科再編にも着手しますね

 全生徒数(定数)千五十人は変わらないが、普通科の定数を三百十五人から五百七十人に増やす。
総合学科は七百二十五人から四百八十人にする。 普通科の中に特別進学、普通進学、中高一貫の各コースを設ける。 中高一貫コースは「エクセレントコース」と名付け、高校二年次までに三年までの全授業を終える。
三年次には受験に特化したカリキュラムを組むことにしている。 当面は定数七十のうち、二十人程度が現役で東大、京大をはじめとする超難関大学や医学部に合格してくれたらと考えている。
 そのため、中学一年次から土曜日も授業を行う。週六日制により、英語と数学は公立中学校の三倍の授業時間を確保。 併設する学習塾での無料指導、寮での自主学習指導も受けられるようにする。

 受験は三年間にどれだけの問題数をこなしたかが左右する。期間の決められた勝負。学習塾は、私が徳島市などで経営している 予備校「タカガワハイスクール」と業務委託契約を結び、講師派遣も行うことにしている。

 中学から私学に入ってくる子どもたちは目的を同じにしている。だからこそ、受験に直結した学習を楽しく面白く指導することで、 子供たちの努力し続ける環境を保証してあげたい。

▼学校自体が学習化しないか

 学園はトータルで子供たちを育てるのが目標。塾が主体になったら社会がおかしくなる。
やはりバランスのある人間を育てる学校教育が基本。塾はそれを補完しながら、進学での実績を上げていきたいと考えている。 進学だけでなく、部活動も重視している。エクセレントコースの生徒が部活動に没頭するのは難しいが、 普通進学コースの生徒らには文武両道を目指してほしい。旧多々良学園時代の運動部の伝統も大切にしたい。
 今年の夏は野球部の県準優勝の記憶が新しいが、このほかにもサッカーや女子ソフトボール、男子バレーボールなどが夏の全国大会に出場した。
ただ、単に伝統を引き継ぐだけでなく、発展させたいと考えている。そのため、スポーツ特待生の枠も広げる。

▼進学や部活動など目標を持って学園生活を送ってほしいということですね。

 そこで校訓を「夢、志より高く」として。さまざまな分野のエキスパートとして社会貢献し、困難に立ち向かっていける力を養ってもらいたい。 生徒一人ひとりの持てる能力を引き出すのが、私たちの役割と考えている。これからの高川学園の取り組みが公立、私立を問わず、 県内他校の刺激になれば嬉しい。
ほうふ日報 2006年9月5日(火)
記念式で新校歌校旗披露
「中高塾一貫校」構想来春の実現目指す
曹洞宗系列校であった多々良学園高等学校からタカガワグループ(徳島市) 運営の新体制で再スタートを切った学校法人山口高川学園・高川学園高等学校が9月1日に法人名・校名を変更。
同日同校講堂で在校生、教職員、来客合わせて約千人の臨席の下で記念式が挙行された。

式では高川晶理事校長があいさつし、防府天満宮の梅、常緑樹で校章にも採用した柏などの言葉を歌詞に取り入れた新校歌の 趣旨を説明し、「生徒が志を逐げ、夢を実現するため、教師は精一杯の努力を重ねるべき」と意気込みを語った。

来賓からは西村亘山口県総務部長と嘉村悦男防府市助役がそれぞれ県知事、防府市長のあいさつを代読。 県高等学校協会の沖蒲初孝会長、県中学校長協会の能夷龍文会長、県私立中学高等学校協会の村山哲雄会長が次々とあいさつし、 タカガワグループのお膝元から徳島県教育委員会委員長でもある徳島銀行の柿内槇市頭取、里見光一郎徳島県出納長も駆けつけた。

  生徒からは生徒会長の矢野ともみさん(普通科3年)が、私達は今まで同級生の活躍でもらってきた勇気を糧とし、夢、志をより 高く持ち続け、高川学園に新たな歴史と伝統を築き、山口県、ひいては全国に誇れる学校をつくります」と 決意表明。高川理事長校長から矢野さんへ、スクールカラーに染め上げられた柏のマークの新校旗が手渡され、 最後に全校生徒で校歌を斉唱した。


全校生徒で新校歌斉唱





生徒代表矢野生徒会長が新校旗受け取る
「立て直しに向けた戦略は。」
教育の目標は「一人一人の持てる才能を引き出し様々な分野のエキスパートとして、社会に貢献するため、いかなる困難にも 立ち向かっていける人材を育成する」で、18年度努力目標は「人生全力投球!」。
式の後、高川理事長校長は記者団に対し、「従来の公教育の良さを勉強させていただき、私学ならではの柔軟、迅速な 対応で教育に取り組みたい」と今後の抱負を述べた。

高川学園高校は来年度より制服を変更し、現在の普通科(特別進学)をアカデミックコースとリペラルコースに分けたコース制にする。
アカデミックコースでは、週35時間1日7時限授業に加え、放課後、土曜日、長期休業中の課外授業、塾通学で難関大学合格を 目指すカリキュラムとなっている。
リベラルコースでは週30時間1日6時限授業を行い、進路に応じた多彩な選択科目を選べ、部活動にも力を入れることができる。

防府を中心に塾「高川ハイスクール」も開校予定で、アカデミックコース生徒は特待生として受講料が免除されるなどの連携を 行う。更に中学校の来春の設置を現在申請中で、全国でも珍しい「中高塾一貫校」を目指す。
山口新聞 2006年7月5日(水)
高川学園高校
多々良学園新校名
民事再生手続きを進めていた学校法人多々良学園(防府市台道)は四日、法人名を山口高川学園に、学校名を多々良学園高校から高川学園高校に九月一日付で変更すると発表した。再生計画案が同日、債権者集会で可決されたのを受けた方針決定で、併設中学校の開設も明らかにした。
 五日に理事会を開き、名称変更が承認される見通し。併せて中村見自理事長ら多々良学園から引き継ぎのために残っていた三人の理事が退任。学園の経営を引き継ぐタカガワ(徳島市)の高川晶会長(現校長、理事)が理事長に就任する。
 中学校は来年四月開校に向けて、六月末に県に設置認可を申請。中高一貫教育を視野に高校の学科も再編する。
 高校は普通科の定員を現在の三百十五人から五百七十人に増やし、総合学科を七百三十五人から四百八十人にする。総生徒数は千五十人のまま。
 普通科に特別進学、普通進学、中高一貫の三コースを設置する。中高一貫コースは高校二年次までに中・高校の全課程を終了し、三年次は超難関大学受験の特別カリキュラムを組む。授業を補完するため、学習塾も設ける考えを示した。
 高川校長は「教育の原点は私学と考えている。柔軟なカリキュラムと迅速な対応で、子供たちの才能を引き出していきたい。今日の債権者集会でその基盤を与えてくれた」と話した。
 幼稚園を分離して引き継ぐ中央学院(防府市)も、多々良幼稚園の設置者変更手続きを進めているという。
 債権者集会は東京地裁であり、債権者全十九法人・個人が出席。再生計画案に沿って、債権額三百万円未満の十法人・個人には全額返済。三百万円以上の九法人には債権の14%を基本弁済し、三年をめどに資産売却などで追加弁済していくことを可決した。債権総額は約六億五千万円。同地裁の認可決定の確定まで約一ヶ月かかるが、渡辺篤夫事務長は「実質、本日(四日)をもって新学園になる」と説明した。
ほうふ日報 2006年4月20日(木)
多々良学園新方針発表
宗教色脱し生き抜く力の英才教育目指す
多々良学園高校(高川晶校長)は18日、同校講堂で校訓・教育目標・学校行事の変更について保護者説明会を行った。
教育目標は「一人一人の持てる才能を引き出し、様々な分野のエキスパートとして社会に貢献するため、いかなる困難にも立ち向かっていける人材を育成する。」で、イチローのような得意分野で活躍し社会で評価される人を念頭に置いた「英才教育」を目指す。新校訓は「夢、志より高く」。 
 また、特定の宗教にこだわるのは好ましくないとして、宗教的な行事として礼拝行事、本山研修、担任とのホームルーム時会食は行わない。今年度の新入生募集時はスポンサー先が不透明だったので曹洞宗の宗門の子弟を預かる専修科生を募集したが、専修科生の宗教的活動については卒業まで従来どおり。また、今年度は「宗教」の授業を実施するが来年度については生徒や保護者の意見を聞いて検討する。
 また、進学指導だけでなく、総合学科生の就職指導にも引き続き力を入れることも明言された。


方針を熱く語る高川校長
朝日新聞 2006年4月19日(水)
会員型ビジネス核に
高校運営で新たな発想
−少子化の影響は。
約20年前に塾・予備校の経営を始め、最初の10年は第2次ベビーブームやセンター試験の導入などで追い風が吹いた。少子化が問題となったのはここ10年。県外進出や中学受験も含めた受講コースを多様化することで対応している。
見方を変えれば、少子化は経営上の利点もある。関東や関西の大手予備校が、少子化が進む地方都市への市場開拓を積極的に展開しなくなった。四国にも進出がない。建設業やスーパー、ホテルなど他業種では、県外資本の新規参入で地元企業が苦戦する場合があり、新規参入が活発かどうかは、地方の企業にとって大きな関心だ。
−多々良学園を支援する意図は。
学園経営への参画は、今後10年のグループ経営の将来を握る。生徒を高校、大学に送り込む側の学習塾の発想だけでは、いずれ経営戦略に限界がくる。生徒を受け入れる高校の運営にかかわることで、新たな発想が生まれる。多々良学園では、予備校のノウハウを生かして進学コースを設け、学校と塾の教師の交流も積極的に進めたい。大学や小、中学校経営など将来の視野も広がる。
日本では企業の納税負担が重く、長期的な安定成長を妨げているというのが私の持論だ。高い税金を払いながら企業を成長させるには、連戦連勝が条件となり、営利ばかりに目がいく。グループ内に、税制が優遇される学校法人を持つことで、社会貢献や地域経済の活発化に積極的に協力する余裕もでき、経営基盤の安定にもつながる。
−多々良学園を支援する意図は。
学園経営への参画は、今後10年のグループ経営の将来を握る。生徒を高校、大学に送り込む側の学習塾の発想だけでは、いずれ経営戦略に限界がくる。生徒を受け入れる高校の運営にかかわることで、新たな発想が生まれる。多々良学園では、予備校のノウハウを生かして進学コースを設け、学校と塾の教師の交流も積極的に進めたい。大学や小、中学校経営など将来の視野も広がる。
日本では企業の納税負担が重く、長期的な安定成長を妨げているというのが私の持論だ。高い税金を払いながら企業を成長させるには、連戦連勝が条件となり、営利ばかりに目がいく。グループ内に、税制が優遇される学校法人を持つことで、社会貢献や地域経済の活発化に積極的に協力する余裕もでき、経営基盤の安定にもつながる。
−民事再生ビジネスでゴルフ場経営に参入されています。
ゴルフ場は、長い歴史があり、スポーツとして幅広い層から支持されている。ゴルフ場の所有は企業の価値を高め、経営の基盤強化になる。
−民事再生ビジネスでは、優良な施設や従業員、顧客があるかどうかなど、本質的な魅力を見極めることが重要。買収した三つのゴルフ場は、ここ2年連続で黒字になった。多々良学園の再生スポンサーに選ばれたのも、その手腕が評価されたと考えている。
−徳島県の経済活発化の一案は。
企業の成長には、実績や数字に基づいて確立した経営理念が欠かせない。そのため、自分の企業がどのように利益を上げているかを客観的に分析する必要がある。顧客形式や競合度など、特に事業分野を拡大する場合には、その分析力がものを言う。当社の場合は、塾・予備校やゴルフ場など会員型ビジネスが核となっている。
自社を冷静に見つめる目を養うことが、元気な企業を育て、結果的に県内経済の活性化にもつながるのではないか。民事再生ビジネスでゴルフ場経営に参入されています。
ゴルフ場は、長い歴史があり、スポーツとして幅広い層から支持されている。ゴルフ場の所有は企業の価値を高め、経営の基盤強化になる。
−民事再生ビジネスでは、優良な施設や従業員、顧客があるかどうかなど、本質的な魅力を見極めることが重要。買収した三つのゴルフ場は、ここ2年連続で黒字になった。多々良学園の再生スポンサーに選ばれたのも、その手腕が評価されたと考えている。
−徳島県の経済活発化の一案は。
企業の成長には、実績や数字に基づいて確立した経営理念が欠かせない。そのため、自分の企業がどのように利益を上げているかを客観的に分析する必要がある。顧客形式や競合度など、特に事業分野を拡大する場合には、その分析力がものを言う。当社の場合は、塾・予備校やゴルフ場など会員型ビジネスが核となっている。
自社を冷静に見つめる目を養うことが、元気な企業を育て、結果的に県内経済の活性化にもつながるのではないか。


高川グループ 高川晶会長
日本経済新聞 2006年4月19日(水)
小中学校舎を増設
多々良学園進学を強化
学習塾のタカガワ(徳島市、高川晶会長兼社長)が業容拡大に踏み出した。民事再生法を申請した山口県防府市の学校法人、多々良学園のスポンサーとなり高校の経営に乗り出したほか、従来の大学受験中心から年齢層を拡大し小学校高学年や中学生を対象とした塾経営も本格化。少子化とそれに伴う大学全入時代を控え、すそ野を広げて経営基盤の強化を図る。
 「これからは進学に力を入れる」。新校舎建設に伴う資金操り悪化で民事再生法申請に追い込まれた多々良学園の再生について、高川会長兼社長はこんな方針を出した。民事再生が円滑に進めば負債削減や人件費圧縮は進む見通しだが、経営を安定軌道に乗せるにはスポーツ中心の現状を変える必要があるとみる。
まず目指すのは中等部設立による中高一貫教育制の確立。進学分野を強化するには高校3年間だけでは不十分との判断だ。早ければ2007年度にも1学年160人の中等部を設立する準備を進めている。これまで同様スポーツ分野での英才教育も続ける考え。1学年300人強の高等部と合わせて生徒数が増え、経営の安定につながる面もある。
学習塾と多々良学園職員の相互研修も進める。夏休みに塾講師が多々良学園の生徒に課外授業をする一方で、多々良学園の教師がタカガワの塾で教えることを検討中。タカガワの持つ進学ノウハウを多々良学園にも伝える。
本業の学習塾の分野では中学生や小学校高学年向けの塾の展開を加速する。大学受験向けに徳島、香川、愛媛の四国三県と兵庫県淡路島に校舎を保有し、昨年まで5年ほど校舎数を40から増やしていなかった。「大学全入時代を控えて投資を手控えてきた」(高川会長兼社長)というが、対象年齢層を広げる方向にかじを切った。
この春、徳島県内の都市周辺部で3つ校舎を増やしたほか、夏にも3校舎設置する予定。小中学生向けの校舎はテナント方式で学区単位に設置する方針で、塾の講義内容も各学校の定期試験に対応する。12月には初めて山口県にも塾を出す予定で、多々良学園と歩調を合わせ進学強化を図る。
1985年設立の同社は短期間で多校舎展開を進め、四国トップクラスの学習塾に上り詰めた。力の源泉は「受験の技術を教える”秘伝公式”など、授業内容そのもの」(高川会長兼社長)と強調。多々良学園の経営権取得や小中学生向けの塾展開は、それらを改めて生かそうとする試みだ。
だが、環境は決して恵まれてはいない。少子化で塾も学校も全体のパイは縮小。そのなかで業容を広げるには、同業他社との競争に勝ってシェアを伸ばすしかない。同社が自信を持っている授業内容に一段と磨きをかけることが必要不可欠になりそうだ。


タカガワが経営権を取得した
多々良学園(山口県防府市)
読売新聞 2006年4月11日(火)
多々良学園高
再生へ 希望の203人入学
防府市の多々良学園高(高川晶校長)でも入学式が行われ、民事再生手続き中の学校法人が、スポンサーを経営陣に加えてから初の新入生203人(うち女子25人)を迎えた。
式には新入生や保護者、在校生ら約550人が出席。高川校長は、新たな校訓「夢、志より高く」を紹介し、「皆さんには限りない未来と能力がある。誰にも負けないと自信を持てる才能を磨く場所にしてほしい」と歓迎し、新入生代表の普通科、金元智君は「夢を希望を持って、充実した高校生活を送り、新たな伝統を築いていきたい」と決意を述べた。


決意を述べる金本君(中央)
読売新聞 2006年3月21日(火)
「英才コース」新設示す
多々良学園支援 タカガワ会長、県訪問
民事再生手続き中の防府市の学校法人・多々良学園(中村見理事長)を支援する予備校経営のタカガワ(徳島市)の高川晶会長が20日、県庁を訪問し、仁井知事に協力を要請した。
会長は、知事や西村亘・県総務部長と面会。非公開で行われたが、会長は支援に至った経緯などを報告し、今後、予備校のノウハウを生かし、進学面を強化した「英才コース」(仮称)を新設する考えなどを示した。知事は「(支援は)良縁と思っており、いい方向で進むように関係者と調整してほしい」と述べた。
多々良学園は昨年10月、東京地裁に民事再生手続き開始を申請。今月3日に高校をタカガワが、幼稚園を専門学校を経営する中央学院(防府市)が支援することで基本合意した。23日に、東京地裁に再生計画案を提出する見通し。
読売新聞 2006年3月4日(土)
保護者ら安堵と期待
信頼できる学校に
防府市の曹洞宗系学校法人・多々良学園(中村自理事長)のスポンサーが3日、予備校経営の「タカガワ」(徳島市)と専門学校を経営する学校法人「中央学院」(防府市)に決まり、保護者や関係者は、安堵の表情を見せ、「信頼できる学校に再生してほしい」と期待を寄せた。
学園では理事会の承認後、基本合意を締結。その後、中村理事長やタカガワの高川晶会長、中央学院の井本浩二理事長らが、防府市や県を訪問した。報告を受けた松浦正人市長は「経営が安定する兆しが見えて安心した。生徒が充実した日々を送ってもらうことが市民や地域の人々の願いだ」と述べた。また、西村亘・県総務部長は「県としても、役に立てることがあれば支援したい。生徒や地域に対する説明責任を果たしてもらい、教育の向上を図ってほしい」とした。
保護者の一人(52)は、「破たんから4か月、学校がどうなるのか不安もあった。どんな学校になるか早く示してほしい」、OBでつくる瑠璃山会の佐鹿博敏副会長も「親しんできた学校が変わるというさみしさはあるが、生徒たちや保護者は安心すると思う。ほっとしている。」と話していた。
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